MUP WEEK 10【論理思考スキル】(後編)

MUP WEEK

今回のMUP WEEK 10【論理思考スキル】(後編)はWEEK 9の続きですので、まだ見てない方は是非!

YouTubeも載せておきますので、こちらも合わせて確認していただければ、一層理解が深まります!


竹花貴騎

今回はWEEK 9のロジカルシンキングを用いて、【どのようにサービスを設計していくのか】について説明していきます!

実際にサービスを設計していくには下の画像のようなフローで行います。
サービスの流れ

3C分析とは

3C分析
3Cとは
・顧客(Customer)
・自社(Company)
・競合(Competitor)
この頭文字をとって3Cと言います。

この3つそれぞれの分析を行わないと、サービスを設計しても売れなかったり拡大していかない状況に陥ります。

この3Cの中で一番重要なのが自社の分析です。
なぜなら、自分たちがどの立ち位置にいて、自社の強みと弱みは何なのかについて意外と知らない人が多いからです。

SWOT分析とは

SWOT分析
自社の分析で使うのがこのSWOT分析です。
Strength(強み)
Weakness(弱み)
Opportunity(拡大可能性)
Threat(縮小可能性)
この4つの頭文字を取ってSWOTと言います。

3C分析とSWOT分析この2つはセットで考えてください。

では、例を出すので3C分析とSWOT分析を使って考えてみましょう!
あなたは、今年中にカフェをオープンしようとしているオーナーです。
しかし、近くにスターバックスがあり不安です。

それでは、分析していきましょう!

3C分析

【顧客分析(Customer)】
・オフィス街
・サラリーマンが多い
・男性6割

【自社分析(Company)】
Strength
・ドリンク価格がスタバより安い
・個人店なのでキャンペーンなどに融通が効く
Weakness
・ブランドが弱い
・大手に比べて仕入れ値が高い
Opportunity
・夜はBarにすることもできる
・オフィス街なので企業イベントにも利用できる
・Uber eatsなどのデリバリーも可能
Threat
・スタバのような大手にアルコール販売などをされてしまうと、集客減少の恐れ

【競合分析(Competitor)】
スターバックスは、朝50杯、昼100杯、夜400杯で単価530円と仮定。
1日の売上を10万円と予想。

4P分析とは

4P分析
4Pとは
Product(製品)
Price(価格)
Place(流通)
Promotion(販売促進)
この4つの頭文字を取って、4P分析と言います。

それでは、先ほどの続きのカフェの例で考えていきましょう!

4P分析

【Product(製品)】
・サラリーマンが多いのでボリューム重視
・タピオカやスムージーなどの女性向けのドリンク

【Price(価格)】
・ランチタイムはサラリーマン向けのドリンクセット900円
・夜は競合がいないため価格を高めに設定

【Place(流通)】
・オフィス街のためUber eatsなどのデリバリーと提携

【Promotion(販売促進)】
・オフィス街なので看板認知が可能なためホットペッパーなどに掲載しない
・リスト化するためにLINE@登録でドリンク1杯無料

このようにフレームワークを活用すれば、論理的に考えることが出来ます。

自社と競合の4P分析を比較し、細く分析することが重要

そのために必要なのが、
TTP戦略(徹底的にパクるの略)です。

TTP戦略
このフレームワークを使うことで自社と競合との比較を論理的に行うことができます。
これを見るとどこが競合よりも勝っていてどこが劣っているかが一目瞭然ですよね。

市場規模とは

市場規模

4P分析が終わりデプス調査に入る前に、”正しい”市場規模について説明します。
皆さんが市場規模を計るときには、Googleでちょっと調べると思うんですが、これだとあまりにも情報が少なすぎるんですよね。

最も正しい計り方は、

  • その商品やサービスを必要としている人がどれぐらいいるのか
  • そして、そのニーズに対してどれぐらいのお金を払うのか

この①×②=市場規模となります。

要するに、サービスを必要とする人×そのサービスに払うお金=市場規模これが正しい市場規模です。

ここで重要なのが、

メンタルアカウンティング分析

メンタルアカウンティングとは、例えば、自動販売機の100円の飲み物はケチるけど、デートで使う1万円のディナーはケチらないみたいな。

このように人によって、何にならお金を使ってもいいかが異なります。
これを市場規模に組み込んで計算しないと市場規模が当てにならないので、ただの数字になってしまいます。

なので、このメンタルアカウンティングを②ニーズに対してどれぐらいのお金を払うのかに組み込んで論理的に考えていきます。

ニーズ調査とは

ニーズ調査で大事なことは、「こんなサービスがあったらどうですか」とシンプルに聞くことです。

その時に聞いた人をカテゴリー分けしましょう。
自分の推測を正すためにもとにかく聞き、カテゴリー分けすることが重要です。

デプス調査とは

デプス調査
デプス調査とは、ニーズ調査でアンケートを取った結果、「こんなサービスがあったらいいね」と肯定的に答えてる人が1番多い層を呼んでインタビューをすることです。

しかし、ここで最も重要なのは相手にリラックスしてもらうことです。
より自然な状態でないとこの調査は意味がなくなるので、注意してください。

ではどのようにデプス調査を行うのか説明していきます。
この調査は適当に聞くのではなく、流れがあるので順番に沿って聞いていきます。

①スモールトーク
日常会話でリラックスしてもらい、自分のことを話し、相手に安心感を与える。

②ライフスタイル質問
趣味や家族構成、職業、帰宅時間、出勤時間、子どもの保育園の時間など、平日と休日で分けてその人の1日を聞き出す。

③ワンアヘッド質問
実際の年収・家庭の経済状況やローンの残高などの折り入った質問を行う。

④そこからサービスに対しての意見をもらったり、なぜ必要か不要なのかを聞くような質問を3回繰り返す。

このインタビュー中に重要なのが、
・ぽろっとこぼしたことは必ずメモを取る。
・自分のサービスは必ず最後に紹介。

ペルソナ設定とは

ペルソナ設定
デプス調査の結果を基に1人架空の人物を作り出します。
この架空の人物を「ペルソナ」と言います。

実際にこの人物が存在するかのように、
年齢・性別・居住地・職業・役職・年収・趣味・特技・価値観・家族構成など…
リアリティのある詳細な情報を設定します。

それでは次の例を基に市場規模の算出をしてみましょう!

  • 30歳子持ちのお母さん
  • 子供を保育園に送った後に出社
  • 16時に退社し、17時に保育園に子どもを迎えに行った後でスーパーで買い物
  • 晩ご飯の支度が大変
  • 旦那は会社員で帰宅は22時ごろ

このような主婦の方10人に対して、デプス調査を行ったところ8人が晩ご飯の宅配サービスを利用したいと言っており、1ヶ月の晩ご飯代5万円の半分、2.5万円までなら払うと言っています。
そして、この街には同じような主婦が2万人います。

この場合、
2万人×80%×2.5万円=月間4億円、年間48億円
程度の市場規模と論理的に予測することができる。

つまり、下記のような式で表せます。
市場規模計算式

普及曲線とは

普及曲線
サービスには、世の中に浸透していく順番があります。
新しいもの好きのイノベーターアーリーアダプターから世の中に浸透していきます。
この16%をしっかり満足させることで残りの84%へ普及していきます。

つまり、48億円の市場規模に対しての16%=約7.7億円
この7.7億円を取りきることに注力すれば残りの84%に移行するという流れです。

ここまで【論理的思考スキル】についてアウトプットしてきました。
フレームワークに当てはめて皆さんも考えてみてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました😊